30超えても就職できない人に「就職障害」と言う枠組みが欲しい

2015年4月7日火曜日

仕事応募関係 徒然・駄文

先日、50回近く応募した中の9回目の面接に行ってきました、が十中八九落ちてると思われます。

色々と制限がある、健常者でも障害者でもないはざまで就職に苦しみもがいてる人はたくさんいると思います、健康で容姿性格が何の問題もない人なら何らかの職につくことはたやすいでしょうし、障害のある方なら国や自治体・地域などの支援がありますが、その中間の人に対してはあまり対策が行われてないのではないでしょうか?

就活といえば、履歴書の書き方、面接のマナー・受け答え方、見た目などを清潔に、などアドバイスされますが大多数の人はそれでいいでしょう。でも、生まれ持った容姿・声・性格などどうしても変えようがないものもあるかと思います。それが就活の妨げになっているのはとても悔しいです。

先日の9回目の面接は介護系でヘルパー2級も持っているので今までの所よりは多少期待できるかなと感じておりました。しかし、面接官に「声がはっきり聞き取れないから自信が無さそうに聞こえる」と言われました。これは以前にも何度か言われていますがやはりじわじわショックがやってきます。声だと個人の力ではどう練習したものか・・・、歌のボイストレーニングは良くありますが就活のためのボイトレとなると検索してもあまり出て来ません。歌のボイトレに通えば良くなるんですかね・・・。

生まれ持った素質でも声ならまだ救いがありそうですが、容姿なら整形しないといけませんし、性格となるとかなり変えるのは困難と思われます。

働きたくなくて就活してない人は今回は置いておきますが、30超えるまでバイトやパートにすら就けたことがないという人たちには「就職障害」なんていう制度でも作ってほしいものです。私の場合本気出し始めたのは6年前の25歳からとちょっと遅いですがそれでも出来る限りの努力はしてきたつもりです、しかし今まで落ち続けている最大の原因はやっぱり声だったのかなと。今でも時たまありますが学生時代から声でからかわれる事が結構ありました。他にも次のような人がいるのを見聞きしてきました


  • 「電話をかけるのが怖い」
  • 「他人と一緒に活動するのが不安」
  • 「仕事についたとしても一日目で逃げ出してしまった」

etc...

なんでもない人なら「次があるさ」と転職して新たなスタートが切れるのでしょうが私達はまだスタートにすら立てていないのです。

話はそれますが、そういう人たちの中でも家の手伝いをして何とか自分の存在を認めて欲しいと思ってる人はいると思います。そんな中やはり家事に何らかの手当が付かないのは疑問です、結婚されてる方なら配偶者控除で間接的に収入がちょっと増えますが例えばこれが同居の関係で片方は外へ仕事・片方が家の家事をになっている場合配偶者控除は適用されません。個人的には控除という考え方より「給付」と言う考え方にした方がいいんじゃないかと思います。また、配偶者でなく「家事給付」などの名称にして頂ければ結婚してるかどうかに限定されず多くの人が経済的にも気持ち的にも助かるのではないかと思います。

以前、地域振興券だの、子育て世代や高齢者向けの一時給付金だのがありました。一時的にはそりゃ助かるかもしれませんがやはりコンスタントに支給される仕組みを作らないとあまり恩恵はない気がします。どこかでベーシックインカムと言う言葉を見かけましたがそれもありかと思います、しかし私の場合は「ベーシックジョブ」を強く所望します。憲法では「職業選択の自由」かつ「勤労の義務」が明記されています。こちからから求めているのに仕事がもらえないのは憲法上の義務も果たせてないと言う事で悲しくなってきます。こちらから求職しても見つからないので個人で逆求人にも挑戦してみましたが今の所全く反応はありません。

最後にもちょっと話がずれますが、お昼の民放テレビで30代無職の方が捕まった事件について「無職ってことは働いてないんでしょ?」とおっしゃってましたが、「注目すべき点はそこじゃない、どのような過程で無職という結果になってしまったのか?だ」と言いたいです。好き好んで無職になったわけじゃない人もたくさんいるのだと多くの人に知ってもらいたいです。