現実にリアルさを感じない

2016年8月28日日曜日

感じた事・考えたこと

「現実逃避」という言葉がありますけど、中には現実にリアリティを感じない「現実不感症」みたいなのもあるんじゃないかと、自分の経験から感じます。

なんとなく、自分の現実が嘘くさく感じて、むしろテレビ・ラジオ・雑誌・伝聞・夢の方がリアルに感じます。
多分自分の感覚がおかしいのであろうというのは想像がつきます。
ここで、夢と現実の区別が付かなくなると大変まずいことになるのかと思います。

高校までは自分の居場所が、6年間or3年間保証されていて、同じ境遇の仲間(クラスメイト)がいたわけですが、その先は自分でなんとかしないといけないと言うのは仕事を持ってる方ならお分かりかと思います。
それに気づいてなかった時は、なぜか知らないけど

「待ってればなんとかなるさ」

という感覚が出てくるんですよね。
恐らく、その辺が「勉強はできるけどそれ以外は馬鹿」な人の感覚なのかなと。

世間をお騒がせする人たちの行動も、自分がこういう立場にいるといろいろ分かってきます。
自分では一生懸命やってるつもりでも、周りからはそう思われず、自暴自棄になったりというのも良く分かります。

警察に逮捕してもらったほうが楽なんじゃないか、とか
天井が落ちてきたら面白いんじゃないか、とか
何か天変地異でも起きないかな、とか
なにか目立ったことをしないといけないんだろうか、とか
突然なにか現れて連れてってくれないかな、とか
家族を傷つければ何か変わるのだろうか、とか

まあとにかく今までのやり方ではアカンというのを感じ、突拍子もない事を考え始めるんですよね。
ここで、実際に行動を移すと世間の目に晒され、移さないと終わらない自問自答ループに戻ってしまうのかなと。
お騒がせする人たちも、元々お騒がせするのが目的ではなくて、それをきっかけにして「何か変わったら良いな」と思ってるのかと思います。

私も今までやったことがない事をすれば変わるかと思って

好んで買わないような色の靴を買ってみたり、
普段は入らないような店に行ってみたり、
普段は買わないようなものを買ってみたり、
とりあえず、興味の有りそうなイベントに全部行ってみたり、
やけ食いしてみたりやけ酒してみたり、
自己啓発の本を買ってみたり、
作曲・絵・プログラミングなど、過去挫折したものを再度やってみようとしたり、

色々やりましたがそれらが直接実を結ぶようなことはありませんでした。
現実を知ってる人から見れば笑われるとは思いますが、変な行動をしている人たちは結構本気でやってるかと思います。

とりあえず私は今、就職に向けたサポートをしてくれるところで順を追ってやらせてもらっていますが、ここに拾ってもらわなかったらどうなってたかと思うと恐ろしいです。

適切なサポート役がいないとダメな人もたくさんいるのだと言うことを、知ってもらいたいと思います。