読書感想 「堀江貴文 ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」

2016年3月15日火曜日

その他本 母関係


ブックオフで見かけて購入。
私自身、ホリエモン自体は知っていましたがあまり思い入れとかはありませんでした。
ただ、最近うちの母が聞いてきた講演でホリエモンの話が出たということで頭に残っていたのかもしれません。

読んでみると、8割方似た家庭環境で、8割方自分と同じ意見なのがびっくりしました。
特に、RPGに例えてるところでは笑ってしまいました。
今の我が家に必要な一冊ではないかとも感じました。

「働く=楽しい事なのだ」、と言う事がひしひしと伝わってきます。
サポステの相談員の人とも話しましたが、無職で満足してる人はそれで良いと思ってます。
ただ、多くの人は満足してないからこそ色々悩んでいるんだと思います。
私も、仕事をして、お金を稼いで、好きな物に使い消費する、という行為を楽しみたいがために今就活を頑張っているわけです。
今までは他人の手を借りずに6年間全く受かりませんでしたが、9ヶ月頼っただけで一応一度は塾講師に受かったのでまだまだ世の中捨てたもんじゃないなと思います。

現在の、私と母は、父の年金を使って暮らしている訳で、私は申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。
申し訳ないという気持ちだけ持って、ただ父の所にお見舞いに行って毎日を過ごすなんてのは父にも悪いと思いますし、できるだけ早く自分がやっていて楽しいという仕事を見つけたいです。

母にも何度か言ってますが全く真意が伝わっていないのでここにも書きますが、母に仕事をして欲しいというのは生活費のためじゃないんです。
だって、生活費は父の年金で足りてるんですから。
じゃあ、なんで働くのか?というと、自分の人生を楽しむためと、ついでに発生するお金で好きな物を買ったりして消費すること、この二つをやって欲しいだけなのです。
今でも、ちょっとしたものを買ってる事は私も母もありますが、手に入れる充実感より、父へ対する申し訳無さの方が上でしょう。
少なくとも私は、そんな気持ちで毎日暮らして行きたくはないですね。

私だって、そのへんの学生みたいに「ちょっとバイトでもするか」と言った気楽な感じでバイトできればどれだけ楽かと思います。
ただ、実際は7年就活してて受かったのは1ヶ所のみ、その1ヶ所も社会経験が不足していたため理想と現実のギャップで2日で辞めてしまいました。
その辺の人がやってるように、求人を見て応募するという方法だけでは私には難しいのだということが分かりました。

また、今まで履歴書は手書きでしたが、昨年久々にハローワーク経由で応募した求人からPDFのコンビニ印刷で、就職支援セミナーで学んだクリアファイル+送り状もちゃんと付けて応募したら3つ目で塾講師に受かりましたから、やっぱり字の綺麗さもあるんじゃないかと思います。
それと、発達障害の方のための就職支援施設も今使ってる途中ですが、使えるものは使えばいいじゃないかと。
例えそれで一般企業でない所に採用になったとしても、次は一般企業目指せば良いじゃないですか。

今の母は、年齢だのなんだのを言い訳にして動いていないだけなんじゃないかと。
母がスーパーで働いていた時は有り難かったし、私は父の見送りと見守りしか出来なくて申し訳ないなという気持ちもありましたし、その時は母の方が社会に出てはいました。
しかし、今の状態は、私はとりあえず受かりはしないものの就活(っぽい事)はしてますし、地域の話し合いなどにもでてますし、その時点では母より社会に出ているという自信はあります。

昨年6月、紳士服屋に面接に行って帰ってきたら「あんた、ちょっとおかしいんじゃないの?」という感じのセリフを言われましたが、そういうのは母も就活を体験してから言ってもらいたいものだと思いました。

とりあえず、私は今後の人生を楽しむために、就活頑張ろうと思います。