学校囲碁指導員講習会 行ってきました

2016年3月20日日曜日

囲碁 話し合い・イベント

ふれあいキューブで行われた「学校囲碁指導員講習会」に行ってきました。

知ったのは「広報かすかべ」で、そこには先着30名と書いてあったのでちょっと行こうかどうしようか迷っていましたが、キューブの4階の張り紙には予約不要とあったので気軽に予定に組み込めました。

参加者は20人ぐらいで、春日部ジュニア囲碁普及会の方と思われる方が数名、日本棋院の方が1名、講師の方1名、という感じでした。
講師は原幸子四段、依田紀基九段の奥様です。

夫婦で切り盛りしている依田塾の生徒たちは、囲碁が強いから学力が高いのか、学力が高いから囲碁も強いのかは分かりませんが、平均偏差値は70だそうです。
あんまり偏差値とかIQとかは詳しくないので良く分かりませんが、凄い集団だなとは思います。
まあ、結局のところは囲碁も勉強も好きでやってる人達が集まってるからそうなってるだけでしょう。
やりたいことをやれば上手く行く、というのは最近自分でも理解してきましたので良く分かります。

囲碁は年齢を問わず楽しめるゲームですが、話の中で幼稚園の年少で既に二段の子もいるそうで、「私は3歳にも負けてしまうのか」とちょっと衝撃を受けました。
小学生で囲碁が好きで打ってる子たちにはまず勝ち目無いでしょうね。

日本棋院の近くに「九段小学校」という、なんかいかにも強そうな子がいっぱいいそうな名前の学校があるそうです。
恐らく地名が「九段」だからということでしょうけど、日本棋院が教えに行くようになってから全校生徒が囲碁打てるようになってるそうです。
また、とあるきっかけで囲碁が授業にもなってるそうで、楽しそうな学校だなと思いました。

原四段の私物のエルメスの碁盤と碁石というのも見せて頂いて、黒石はかなり黒なのですが、白石が茶色がかっていました。

検索すると何枚か出てきますが、碁盤は革で、縦横の線はミシンのようなので縫ってあるようです。

長くなりそうなので、講習会の様子はこのぐらいで。

今日の事とは直接関係はないですが、「学校囲碁指導員」に認定してもらうために、推薦状やら用意したうえで2160円払わないといけないというのはどうなのかなと。
2160円が実費だったとしても、宣伝費と考えて無料で交付という訳にはいかないのか?ということと、
推薦状は何のためにいるのか?と感じます。
推薦状はある程度どういう人なのか把握しておかないと不安ということなんですかね・・・
その辺のスポーツクラブみたいに入会金無料キャンペーンとかやったらちょっとは増えそうかなと思いました。

また、9路と6路が裏表に描かれている紙製?の碁盤セットや学校囲碁指導員ガイドブックを無料で配布していました。
少路盤も効果はあるのかもしれませんけど、このぐらいの物なら自前で印刷すれば良いんじゃないかとも感じました。
そういうのを作るのが面倒くさい人向けなのでしょうか?
また、ガイドブックは200ページ以上ある力作ですけど、スマホの説明書も読まない人が多い中これを全部読む人が果たして何割いるか・・・

まあ、考えは人それぞれですから、日本棋院が良しと思ってるならしょうがないですね。