世界を変えたければGoogleに行け、テクノロジーに触れたければゲーム会社に行け

2020年2月21日金曜日

ニュース・記事 パソコン、インターネット 感じた事・考えたこと 実際に仕事

今週の人間生活はいかがでしたか?
私はそれなりに高度なことをやらせてもらっているので良かったです。
楽しいことばかりでなく、自分の能力を使って時間を過ごす術を身につけておかないと長生きはできませんね。

今日のお昼の雑談もとても盛り上がりとても楽しかったですが、家に帰る必要がある以上ずっとはいられません。
どんなに仲がいい仲間でも家は別だし、どんなに仲がいい家族でも寝るときは一人です。
出来るだけ早めに自分一人になった時どう感じるか身につけておいてください。

そうすることで自分ができること・できないこと、それぞれよく分かってきます。
3連休も人生の修業を欠かさず乗り越えましょう。

「ここは今から倫理です。」4巻買いました。
半分まで読みましたが、「人生とは」をよく表してくれている作品だと思います。
早めに読み切りたいと思います。
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気になった記事

村井純教授の1月16日最終講義全文書き起こし – Matsubo engineering blog

Google 利用規約 – ポリシーと規約 – Google

インターネット。
こうやって気軽に全世界の人が見る可能性のある場が存在しているというのはすごい空間です。
生身の身体での仕事を体験してよりインターネットのすごさを実感しています。

村井教授の記事はほとんど引用したいぐらい笑いあり涙ありの文章でした。
いくつか引用したいので紹介します。
----------------(ここから引用)
”タダ、タダだからね、テレビ会議タダだからね。世界中に散っててテレビ会議でずっと話してて誰もお金払わないって。まあタダっていう言い方も、サブスク、ISPには金払ってるぜってのはあるんだけどさ。だけどすごいね、みんな本当知らないと思うけどさ、国際電話ってお金取ってたときがあるんだぜっていう。電話で金取ってた人たちいたんだぜ、みたいな。今の学生知らない?” 

” 「なんで俺経済学が必要なんだっけ」「なんで俺哲学が必要なんだっけ」「なんで俺美術だっけ」みたいなのがあって、そう思って受けてるとつまんないんだよ。だから成績悪くて、その他の理由もあるけど留年してたわけ。それでSFC作るときに、「止めよう、それ」って思ったの。押しつけられて受けるとつまんないんだよ。ところが、「あ、経済学って何だっけ」って、俺ちょっと知っとかなきゃなっていって受けるとめちゃくちゃ面白いんだよ。当たり前だよね、すごい先生が教えてるんだから。というわけで、SFCはその順番こだわるの止めようと言って、面白いことをやって必要だと思ったら、その授業や立派な授業があるようにカリキュラム作ればいいじゃん、”

”「なんかこいつのやってること良い、面白そうだよね」っていうのが見つかるから、こうやってやっぱり人を通じて見つかるんじゃないかなとは思うけど。素敵に夢中になってる人から学べるんじゃない?”

”だから俺はインターネットを作ろうと思ったというよりは、コンピュータが人間を支える仕組みを作りたい、そのためにコンピュータはコンピュータ同士で話さなきゃいけない。それがコンピュータネットワークの研究をしたきっかけ。” 

”好きなことをやれ。自分を好きになれ。自信を持て。友達と仲良くしろ。終わり。”

”元の文明ってのは世界にたくさんあるんだけど、でもインターネット文明っていうのは1個しかない、インターネットは地球に1個しかないから。ここが一番伝えたいことで、俺たちは国と国との間でこの地球を生きてるけど、インターネットは1個しかない。これが一番のバリューだと思う。人類は、インターネットの前には地球全体を1つの空間だと思って人間が生きる空間を持ってなかった。だが、インターネットでそれが出来た。でも、それと同時に国際空間も持ってる、戦争も起こる、経済制裁も起こるので、この2つを空間として同時に持ってて、それが当たり前だと思うのがインターネットネイティブ、インターネット文明時代の皆さん。俺たちはそれを作ってきたので。これを前提に1つの空間を作ってきたから、その間にいろんなコンフリクトもあったし、それからもっと重要なことは気が付かなかったね。みんな、もしインターネットが今日のようになるなら、あらかじめぶっ潰しておけば良かったって思うやつがきっといたと思うんだよ。だけど、そいつらが気が付く前に作っちゃった、従って出来たというところがあるので、これからどうなるかっていうと、潰しにかかってくるやつが絶対いるから。それで、これをどうするかをみんなに委ねたいね。守れよー、地球で人類が初めて1つの空間を作ったんだから、これを1つ1つの国の権利で分断したり、ぶっ壊したり、バラけさせたりさせるなよ。頼むぞ、ここまでやってきたんだから。それで、それが両方で生きてることがとても大事だと。これがインターネットのこの授業で一番伝えたかったことだし、みんなにお願いしたいことでもある。” 
----------------(ここまで引用)

思想がとても好きです。
インターネットのおかげでここまで生きてこれたし、今の仕事に就けたし、今後もインターネットのおかげで色々やれそうです。

人類が同じ部屋に住んだらどうなるか?みたいなサンドボックス、みんなの頭の中の可視化。
口頭伝達術では到底たどり着けなかった世界に今生きているかと思うとワクワクします。
私みたいな頭ではインターネットが無かったら生きていけなかったでしょう。
インターネットの存続が危うくなった時に手助けができるよう、今のうちにITスキルを高めたいと思います。


あ、あと、Google利用規約。
インターネットの文章が素晴らしすぎて紹介を忘れていました。

私は残念ながらプログラマ脳ではなくデバッガ脳らしいので、きっと仕事上Googleとは関りにならないと思います。
でも、情報で世界を変えたいと思うなら今ならGoogle一択ではないかと感じます。
アマゾンとかアップルもありますけど、そちらは物理的な物を扱っている率が高い気がするので、思考に割り振れる時間はGoogleより少ないのではと思ってしまいます。
部門によるとは思いますが。

それで、利用規約の内容ですが、私みたいな国語力皆無な人間でも読みやすく書かれています。
上の方の”Google が常に正しいと信じてきた事柄”を見るだけでも納得できます。

あとは、ゲーム会社。
こっちは、コンピューターやあらゆるテクノロジーの融合と思っています。
機械・センサー・グラフィック・音楽・エンターテインメント性。
現代技術を凝縮しましたというのがにじみ出ています。
今あるゲームも何年か後には陳腐化してしまうでしょうけど、その時その時ではきっと最先端な分野であると思います。

世界を変えたいならGoogle、様々なテクノロジーに触れたいならゲーム会社。
ではないかなと思います。

楽しんで生きて後悔せずに死ぬにはどうするか?
苦しみながらも楽しいことを続けていく努力をしたいものです。