無言で色々教えてくれた街アキバ

2017年9月24日日曜日

感じた事・考えたこと 遊び・街歩き

閲覧数は当初10行けばいいぐらいだったのが最近40を超えることもあり、ご覧頂いている方にはとても感謝しています。
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今日は特に用事はありませんでしたが秋葉原へ行ってきました。
結局、CPUグリスを買うという用事が残っていたので結果オーライです。

小学校入る前から通院のため御茶ノ水はよく来ていたこともあり自動的に秋葉原も来ることが多かったです。
今日、行くまでは変な気分でしたが、たどり着くとすごくメンタルも安定して人見知りしない自分がいました。

今までは、”自分の挙動・言動が正しいかどうか?変に見られてないか?”という気持ちが強くあんまり楽しめていなかった時もありましたが、今は就労移行支援に通っていてやることをやっているという自信もあってやることやちょっと違う行動にも自信が持てます。
その辺に座っておにぎりを食べるのも今までは緊張していましたが、今日はけっこうリラックスして食べられました。

家では全く教わらなかったことがアキバでは出来ていたのだなということがわかります。
学んだこと(学んでいたこと)は

  • 買い物の仕方
  • ジャンク品を買って失敗したこと
  • 前金が存在する商品があること
  • 予約して行列に並ぶ経験
  • 対人コミュニケーション
  • 人を待たせても慌てない
  • 自分の行動はそこまで変ではなかったこと
  • 街や電車での過ごし方
  • 安心した時の睡魔
  • 脚を動かす筋トレ
という感じです。

未だに落ち着かないのは、便秘時のトイレです。
数分で出れば良いんですが、今日もずっと腹痛で何回も行きましたが出ませんでした。
トイレでメンタルが安定すればどこに行っても問題無さそうです。

あと、チラシ配りのメイドや看板持ちの人、呼び込みの人を見ていると、就労移行支援の修行がいかにバリエーション豊富で楽しくやれているか分かります。
私はそこまでではないですが、やはりまともにお金が貰えないというのが不満の人が多いです。
人によりますが、収支がマイナスから良くて数千円がせいぜいです。
時給にするのは難しそうなので、就労継続B型ぐらいはせめて収入としてあればぜんぜん違うのにとも思います。
やはり、就労移行支援事業所と地域が密着して外注として作業肩代わり出来る仕組みを作るのが一番手っ取り早い気がするし、けっこう細かい作業を必要としている気がするんですよね…

まあ、就労移行支援事業所は精神も肉体も安定している人は来る必要はまったくないので、一般の人は足りてないスキル・筋肉を自分で判断してバイトでお金もらえる修行をした方がいいですね。
やりたい仕事が声を出す仕事なら呼び込みがメインの仕事、人とコミュニケーションを取りたいのなら販売や受付の仕事、など。

そのやりたい仕事というのも、自分がやりたいことから発生することなのがまた難しい。
学生時代にやりたいことが発生していなかった場合、本当に苦労することになります。
自分で考えて買い物に行くというのもまともに始めたのは20代入ってからかと思います。
必要なものを勝手に買ってこられると、選ぶという思考力も育ちませんし、失敗したという経験も学べません。
自分で考えて買った物などはだいたい買った場所や一緒にいた人を覚えてたりするものですが、勝手に買ってこられたものはどこで入手したものかどうかも分かりません。
どうしてそれが選ばれたのかも分かりませんし、どこでそれを手に入れたのかもそれを買いに行く手間も全く学べません。
アキバでジャンクで買った使えないゲームボーイのアダプターやHDMIケーブルなど、さすがに買った場所は覚えてませんが未だにその記憶はあります。

録画していたウワサの保護者会「親の受験ストレス」を見ましたが、失敗させないようにしている親は完全に”引きこもり製造予備軍”やなと感じます。
命に関わらない失敗はどんどんさせてあげないと、思考力育たないし相談する力も生まれません。

今ではマシになってきましたが、食事でこれはあかんやろというエピソードは、

”食べる時間が決まっていてご飯も味噌汁もよそって来て、
 箸も用意されていて呼ばれて座って食べるだけ”
 というのがあります。
どういう過程でそれが食材から料理になったのかはもちろん、味噌汁という液体を運ぶ時のバランス感覚が身につかないとか、色々アウトです。

親がやりすぎると子供はメンタルが病んで死にます。