知識と経験を一致させるための認知行動療法

2016年2月17日水曜日

感じた事・考えたこと 友人

今日は小学校時代の友人の父の葬儀に行ってきました。
卒業式などと同様に、あまり悲しむという感情を持ち合わせていないらしいので、涙とか出ず申し訳ない気持ちになりますが、とても貴重な経験をさせて頂きました。

今まで葬儀に出席したことは3回ほどありますが、全て家族の誰かと一緒。
今日初めて、一人で参加したことになります。
最初に名前を書き、受付?に提出し、同時に香典を出し、着席。
お経、焼香、通夜振る舞い、顔を拝見、という流れで最後に友人と話をして帰りました。
すごい場違い感がありましたが、友人にお礼を言われたので行って良かったのかなと。

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その帰りに、母から「焼き鳥を買ってきてくれ」というメール。
最近出来た店に立ち寄り、持ち帰りできるか聞いて注文。
飲食できる店で持ち帰るという経験は、牛丼屋以外では初かと思います。
10分ぐらい待たされる中で色々な知識を身につけることが出来ました。


  • 客、店員の立ち居振る舞い
  • 店内オーダーか、持ち帰りオーダーかの分け方
  • 料理を運んだらオーダーの紙はバツを付けて消す
  • あの注文する端末で入力したのが、厨房近くの機械から出る
など、飲食店の作業の流れを垣間見た感じです。
また、出てくるまでも結構時間があり、10分ほどで受け取れました。
普段の持ち帰りは、パンとか惣菜とか、もう出来てるのばかりですから貴重な体験をしました。

で、帰宅したらかなり酔ってる様子の母。
ドア開けた瞬間に分かるぐらいですので、第三者の人でも数分で分かるんじゃないかと。
今日は口論はありませんでしたが、同じことを何回も聞かれるので困りました。
日中、自分でも認知症じゃないかと言ってるので出来れば早めに行ってもらいたいです。
けど、2,3日以内という速さではないかと思います。

夜話したことを明日に少しでも持ちあわせてくれることを祈ります。

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タイトルの件ですが、知識ではなんとなく知っていても実際行うとなるとやはり違うものです。
「本当にこれで合っているのか?」と心配になる時も多々ありますが、とりあえずつまみ出されなければ恐らく大丈夫なのだろうと思うことにしました。

今までは、周りからすごく見られてる感じがあったので、電車の中ではほぼ身動きは取れませんで、じっと座ってるか立ってるかで、スマホいじるとか本を読むなんて出来ませんでした。
最近では、肩が凝ったら肩を回すとか、首が痛かったら首を回すとかは出来るようになり、ようやく電車内でも立ち居振る舞いというのが分かってきた感じです。

テレビや雑誌などのメディアに映る世界も、自分が感じてる身の回りの世界も、実は陸続きで何処かでは繋がっているのだとある程度理解した時、意外とこの世って面白いこと無いんだなと感じました。
ネットで、あれが人気、これが人気、ニュースでこんな大変な出来事がどうの、と言っても、周りを見ると気にしてる人は気にしてるし、気にしてない人は気にしてないんですよね。
どうやら、メディアを通してリアルをかなり華やかな印象に捉えてしまうバイアスがかかっているようで、自分の身の回りで起きていることにあまり夢中になれないという弊害が出ている感じです。
これは、何か病名がつくのかどうなのか分かりませんが、なんとかして「身の回りもこんなに面白いんだぜ」ということを分からせる「認知行動療法」を何度も体験していけたらなと思います。