ニッポンの家族が非常事態!? 第1集 視聴感想

2017年6月11日日曜日

テレビ・映画 感じた事・考えたこと

NHKスペシャル | ニッポンの家族が非常事態!?第1集 わが子がキレる本当のワケ

久々に8割ぐらい同意できる内容の番組を見ました。
反抗期・思春期は必要だとか、子供の反応の仕方とか、すごく自分にはうんうんうなずきたくなる内容でした。

親も子も反抗期は辛いと思いますけど、あった方が感情は豊かになると思います。
あと、冒頭の子供の反応は凄く良く分かります。
あれは、今まではお母さんがすごく気にかけていた家庭だというのも透けて見えます。
うちもそんな感じで、ある日から鬱陶しく感じてくるんですよね。
自分はそんな気分ではないのに急かされたり、正直、放っておいて欲しいんじゃないか?という気もします。
その感情を「直接ぶつけるのは悪いんじゃないか?」と考えてしまい、物を壊したりというのも良く分かります。
私も、電話の子機を床に投げつけたり、やかんの水をぶちまけたりありましたからね。

ただ、そういう状態で放っておくと言うのはなかなか難しいですよね。
放っておく勇気も時には重要かと思います。
ゲストの方から「悪の道に行っては困る」という意見もありましたが、構いすぎるほうがそっちに行ってしまうということもありうるのではないかと思います。
そういう時は、第三者の視点から見てくれる人がいるとかなり有効だと、今も思います。

まあ、構い続けるか放っておくか、どちらが良いかは人によるので長期的(数日~数ヶ月?)にやり方を変えてみるのも有効な手立てではないかと。
自分の行動を変えるというのは非常に難しいんですけどね・・・
自分のことしか言ってなかった人はたまには聞いてみる、聞いてばかりの人はたまにはわがまま言ってみるとか良いかもしれませんね。

あと、音声情報と文字情報のみのやり取りも「分かる」と感じました。
文字情報のみに慣れてても、音声情報の会話はまだ苦手意識が非常にあります。
語尾が上がってるか下がってるかだけでもニュアンスが全然変わってきますからね。
あと、音声情報+顔が見える、ということも非常に大切かと思います。
返事がない場合、相手が聞いてないのか考えているだけなのか、顔を見れば文字情報では不可能な推測が可能ですからね。
これは、スマホやネットが悪いのではなく、例えば、活字を読んでいるだけでもダメかとは思います。

マサイ族が思春期に親元を離れて生活をするというのはいい環境だなと感じます。
成長をするための期間というのもいい言葉だなと感じました。

「第2集」が今やってる最中のようですが、明日母親と一緒に見ようとおもいます。
最初5分だけ見ましたが、やっぱりあるあるな話題っぽいので役立ちそうです。