ひきこもりには発達障害が多い、という説を見て

2016年10月2日日曜日

感じた事・考えたこと

仕事というのがどういうのか分からなかった時は、私も色々悩んでおりました。
ちゃんと仕事がある方からするととんでもない考えも多数あるかと思います。
高校卒業までは人に付いてったり、人に言われたことを実行するだけでなんとかなってたので気づかなかったのですね。

高校卒業してからは、
毎日ちゃんと起きてちゃんとご飯を食べて寝るという規則正しい生活を送っていればいつか仕事が見つかる、
という謎の考えだったかと思います。
ちゃんとやりたいことを明確にして就活をしないと仕事が見つからないと気づくまでには高卒から14年近くかかることになるとは夢にも思ってませんでした。

あと、無職の人が事件で何か罪を犯すと「また無職か」という人もいるかと思います。
彼らも好き好んで事件を起こしてるわけではなく、恐らく変わりたい一心でやってしまった人も多いのではと思います。
私も、例に漏れず、警察に捕まえてもらったほうが楽なんじゃないかと思ったことも何度もあります。
実行に至らなかったのが不幸中の幸いですが、「どうすれば、誰も傷つけず自分の将来を変えることが出来るか?」という目標に向かって大層的はずれなことを考えていました。
よく「取り返しの付かないことをやってしまった」というセリフが逮捕後のコメントでありますが、想像力が乏しい私にはよくわかります。

あとは、
今の精神状態から、突如仕事が出来る性格に切り替わる
とか、
家の天井が落ちてきたら面白いんじゃないか
とか、
時間が巻き戻るんじゃないか
とか、
本気で考えておりました。

今までの学校とか入院とかは人の話を素直に聞いて、暇な時間は適当に過ごしていればスムーズに事が運びましたからね。
きっと、今までと変わらない生活を送っていれば絶対何かが変わると信じていたのでしょう。

安定した仕事を持っている皆さんはもうご承知でしょうが、全くそんなことはなく、今の状態の自分がそのまま仕事場に移動するだけなのですが。

ひきこもってる方は多分、「変わらなくてはいけない」と思い詰めてしまってるんじゃないですかね。
そのままの状態で雇ってくれる所があれば、私みたいに新しい概念が生まれるのではと思います。

良く「遊びたくて仕事したくないからひきこもってるのだ」という意見も聞きますけど、遊びたいなら外を飛び回って遊ぶかと思います。
限られた空間の中だとやれることも限られてますし、いつか限界も来ます。

初対面で会った今仕事がない方たちはだいたい暗そうな方たちが多いですが、それは今の現状に満足してないからだと思います。
納得して満足してたら、自信に満ちあふれているでしょうから、もっと明るいはずでしょうし。

とりあえず、私は、就労移行支援という場を与えてもらったのでとりあえずそこで難なく通える身体を作り、将来は週5のフルタイムで働けるように頑張りたいと思います。