他人との時間の共有は最高の贅沢

2017年11月2日木曜日

感じた事・考えたこと 就労移行支援など

今日は元々予定が入っておりましたが無しになったので、就労移行支援へ
木曜日に不在のメンバーはもちろんいつもいる方もいませんでかなり寂しかったです。
改めて、場ではなく人に喜びを見出していしまっているのだなと感じます。

担当スタッフの方からプチ面談があり、「毎日の目標を立てて下さい」と言われました。
ちょっと頑張れば達成できる目標を立てるということです。
かなり考えるのが難しいですが核となる目標としては
「毎日身体が痛い割に与えられたタスクをこなし帰宅しぐっすり寝れればOK」
でしょうか。

一時的に長時間仕事をするのと、短時間を継続的に年単位で仕事をするのでは全然話が違います。
これは遊びでも一緒で、時間が惜しいからとダラダラ続けてしまったり夜更かししてしまうと後々の楽しい時間に参加する機会が奪われてしまいます。
主に身体の体調的な理由で、です。

あと、私も今日の経験で分かりましたが、他人の反応や態度に自分の喜びを見出してしまっているなと感じます。
これは完全に親から遺伝・継承されてしまっているなと。
こうなると、楽しい時間を自分から中断する意思が生まれないと思います。
ブームも惜しまれるうちが花と言いますが、楽しいことも楽しいうちに中断することに慣れておかないと体調が悪くなってからじゃないと止められない身体になってしまいます。
他人目当てのご褒美は程々にして、自分の中で完結する喜びに筋トレはけっこう合っていると思います。

帰路で、初代担当であり”筋トレの師”とも言える方に出会いました。
4~5ヶ月ぶりかと思いますがたまに会うと喜びもひとしおです。
今でもその人は筋トレしてるそうです。
自分の喜びは物ではなく人なのかなと改めて実感しました。
また、自分のやってきたことは間違ってなかったなとも実感できました。

どれだけ良い人・良いところでも長居するのは自分の成長を妨げてしまいます。
上で書いた目標みたいに、ちょっと苦しいけど頑張れば行ける場所・行動を増やしていきたいですね。

皆さんの親も色々言って来て皆さんそれぞれに過去色々あったかと思いますけど、とりあえず彼らは”筋トレの師”なのでそこだけはお礼を言いたいものです。
私みたいな頭の持ち主がそこに気づくには、やってもらってることを止めていただかないと気づかないので、とりあえず、数日一切何もやらず、出来るようなら1週間・1ヶ月と伸ばして”家”を運用できているか判定する期間を設けるとスムーズかもしれません。
親が外に行っている間に子は育つということもあります。
明確な目標がないのに必要以上の支援はお互いがどんどん苦しくなり、支援対象が抜け出せなくなるので注意が必要だなと思います。
あと、冷蔵庫の中身はなるべく空に近いほうが良いと思います。
間違っても惣菜補充したり作り置きを作っておくとかはアカンです。
強制的に学習できる環境が重要です。
それを通して、自分が足りてないところを学ぶことができるのかと思います。

ベーシックトレーニング立ち作業・ウォーキング・終業・更生訓練費提出・スーパーで買物、という経路を辿りましたがいつ脚が折れるか心配になりました。
フッと軽くなる瞬間みたいなのが訪れる頻度が増えてきたので筋肉が成長しているのかなと思います。
やりたいことが明確な人ならきつくても頑張って筋肉がつくでしょうけど、やりたいことが良く分からない人には上手い筋トレを考えたいものです。
こういうのも”継続して”やらないと分からないので、家族のタスクではなく本人のタスクから渡していけばいずれ家族のタスクも手伝う気持ちが生まれるんじゃないかと。
こういうのを通して、「自分が誰かと遊べるのは何かしらのタスクを肩代わりしてもらっているからなのだ」と気づいていくのかと思います。

いきなり初めから全部出来る人ばかりではないでしょうから、”今回は1週間できたから次は2週間にしてみようか”という目標が自覚できるようになると思います。

やることも人を成長させるかもしれませんが、やらないことも人を成長させるということを忘れないで生きていこうと思います。