~依存症と発達障害は似てるんじゃないか

2017年11月2日木曜日

テレビ・映画

ハートネットTV ギャンブル依存症

これと、オイコノミアの借金の回を見ました。
ハートネットの方では当事者と家族の様子が放送されてましたが、お互いに原因と対策が分からず結果的に間違った対処をした結果長引いて関係にも亀裂が入ってしまうという感じですよね。
引きこもりや長続きする仕事が見つからない発達障害のある方の家庭や、自分自身が体験してきた事にもデジャブ感や通じるところがあるように思えます。
やはり、世間的に考えて恥ずかしいことは家族だけで解決しようとしてしまい、相談先も分からないまま時が経ってしまうのかと思います。
”自分では止めたいのに、どうしたら良いか分からない”というのも良く分かります。

家を更地にしたという話もなかなか豪快ですが、一部でも見知ったものがあると過去に縋ってしまうという心の動きもあるのでそういうのもありなのかなと思います。

依存した先が世間的に見てあまりよろしくないことだと依存症になり、その人にも世間的にも良いことだったりすると天才と褒め称えられたりするんじゃないかと。
「これにハマるのはまずいかな」と思ったらより興味を引きそうな依存先を見つけたりするのが一番で、それ以外何もないから依存するのかと私は思います。
電子機器は実生活にはないスピード感を表す事が出来てしまうので、それに慣れてしまうとそれが無くなった時にすごい虚無感が生まれてしまうのではないかと。
電飾できらびやかなパチンコや要素が沢山詰まったビデオゲームだけではなくアナログゲームや実際のスポーツなどのスピード感にも慣れておきたいものです。

あと、精神疾患が結果別で別れて議論されてるようで、今回のギャンブル依存症もまだ病気とは認知されていないという話を聞き、結果から原因を探り解決しようという流れが強いのかなと。
もっと根本的な何かがあると思うんですが、「それは何か?」と言われると、”人の興味・関心”なんじゃないかと感じます。