料理は料理であって、食事ではない&失敗させてもらえない環境 その2

2015年12月25日金曜日

母関係

「料理は料理であって、食事ではない。
 母ちゃんが普段から『衣食住の中で食が一番だ。』と言ってるけど
 母ちゃんが重視してるのは料理であって食事じゃないよね?」

と、昨日の夜伝えた所あまり理解してはくれませんでした。

一人住まいの人なら一人で食べるのは慣れてるかと思いますが、ある空間に二人以上いるならやはり一緒に食べたほうが旨いと私は思います。
しかし、最近一緒に「楽しい食事」をした記憶が全くありません。
一人で外食する時は安心感はあって素直に「美味しい」と感じることは出来ますが、やはり寂しさがあります。

我が家は夜に限らず一緒に食事をすると言うことがほぼ無く、同じ家にいながら母は「(料理で)やることがあるから」と忙しい素振りを見せ、昨日もいつも通りこちらに背中を向けて何かをやっていました。
たまに、丸テーブルを囲んでテレビを見ながら食べたりすることもありますが、会話が弾むことは稀です。
私が「母ちゃんがやってることはおかしい!」とブログでぶちまけてから、さらに少なくなりました。
物理的に座ってたとしても心が座ってないんですよね。
でも、物理的にやれば母は「ちゃんとやってる」と思ってるんでしょうね。
見える所以上に、見えてないところを重視しないと。

とりあえず、「子供は怒鳴りつければ言うことを聞く」、という考えが無意識にあるんですよね。
街中を見てても、とりあえず叱ってるだけのお母さんたちが目立ちます。
そこは、理由を説明してあげないと。
子供だってアホじゃないんですから、何十回、何百回、何千回と言われればおとなしくなるでしょうけど、それは「ちゃんとしつけた」と言えるのでしょうか?
私から見れば「脅して黙らせた」なんですよね。

よくテレビで「あんなに素直で優しそうな子が、こんなことをするなんて・・・」とか、近所の住民インタビューやってますけど、「親を始め誰にでも従順=将来ヤバイ」と思わないと。
まだ、学生の時ヤンキーだったり問題児だったりした人間の方が将来まともな生活を送れるんじゃないですかね。
ちゃんと自分の意志を伝えられてるわけですからね。

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昨日書いてちょっと書き足りなかったのでちょっと追記します。

我が家にはあらゆる所に失敗させてもらえない環境が大量にあります。
例えば出かける前だけでも。

「忘れ物ないか?」
「ティッシュとハンカチ持ったの?」
「飲み物持ったの?」
「財布持ったの?」

ティッシュとハンカチを私が忘れたとしても、あなた一向に困らないでしょうよ。
念の為に言っておきますがこれ幼稚園児や小学生に言ってるんじゃなくて、32歳のおっさんに言ってるんですよ。

私が料理をすると

「醤油を鍋に直接入れるんじゃない!」
「その手順はこうした方がいいんじゃないの?」
「それは止めといたほうが良いと思うんだけど・・・」

で、案の定失敗すると

「ほら、私の言ったとおりだろ」
「レシピの手順を守らないからいけないんだ」
「絶対失敗すると思ってたんだ」

と、とりあえず罵られます。
非の打ち所がないレベルだと一応褒められますけど、ほとんどの場合こんな感じです。
せっかく覚えようとしているのにこんなこと言われたら、多くの人はやる気無くしますよね。
これにめげずに「料理やりたいんだけど」と言うと「じゃあ、なんでも良いから作って」と言われます。
いやいや、あなた全く知らない分野の手順を「何でもいいからやってみて」で出来ると思ってるんですか?
今まであなたが働いてきた職場の全てで「あなた初めてだけど、じゃあとりあえずなんでも良いからやってみて」と言われてきたんですか?
私が、母にタブレットを覚えればニュースも見れるしレシピも見れると思って、覚えさせようとした時は、失敗については何もいいませんでしたよ。
操作謝って見知らぬ画面が出ると一人で勝手に落ち込んでましたが、いきなり触って完璧にこなせる人間がいると思ってるのでしょうか?
料理が上手すぎて他の物事の考え方が全く分かっていないようです。

帰宅後だと、

「手洗いうがいしたの?」
「今日は(ワークショップで)何やって来たの?」

私が風邪引いた所であなた一向に困らな・・・、恐らく看病しなければならないことで自分の手間が増えるから口酸っぱく言ってるんじゃないでしょうか。
で、こういうことを言うと「あなたのためを思って言ってるんだよ!」と言われます。
私のためを思っているならとりあえず黙っていて欲しいですね。

何でも先回り先回りして言われるので、失敗したくても出来ません。

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こういう状況だから「私がいるから母は幸せになれないのか?」という考えが浮かんでくるんですよ。
もう少し自分の影響力というものを考えなおしてもらいたい物です。
しかし、最近は「悪口が書かれていてみたくないからブログは見ていない」、と言っていたので伝わらないでしょうけどね。(苦笑)