どうやら本当に卒業できて働けるようです

2018年4月13日金曜日

感じた事・考えたこと 実際に仕事 就労移行支援など

朝、期限が切れたパスモの印字を消せるのか駅の人に聞いたら問題なくやってくれました。
今までならこんなことすら聞けずに過ごしていたことでしょう。
また、スーパーに用意されていた子供向けのお絵かき帳に書いてあったアンパンマン。
そこに、クレヨンで落書きもしてみました。

人間って本来こんなに自由で良いんですね。

卒業のあいさつに呼ばれて、ようやく自分が本物の仕事につけるらしいということを実感しております。
”自分の言葉で話す”というのはここまでドキドキするもので、ここまで生きている実感を得られるのかと感じます。
また、その話で反応があればホッとしますが、無反応だとここまで怖いのかと、政治家・落語家・お笑い芸人の人の気持ちが分かります。

帰宅前に母から内定した会社からの書類も届いたということで、今から仕事が楽しみです。
心配していた定期券の件ですが、1ヶ月分は支給されるみたいなので明日片道だけ使って明日から使える定期券を買ってこようと思います。

目に見える所しか認識しない頭では他の人にどのような印象を与えてるかまで頭が回りませんが、色々な方から声をかけて頂き、本を紹介してくれる人までいて、本当にありがたい限りです。

死ぬほど辛い時もありましたが通って良かったと思います。
このメンタルが構築され、行く所と帰るところさえあれば、私はどこに行ってもやっていくことが出来ます。
その両端の居心地が良すぎてその場所の扉を出るのが億劫になるのが一番心配です。
通勤が一番面倒くさいという話が良く分かります。

今の私なら仕事だろうと遊びだろうと似たようなものです。
人生とは死ぬまで終わらない 筋トレ・脳トレ・暇つぶし
という気持ちでがんばります。

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人生34年、ジョブセンターに一人で7ヶ月、就労移行支援に集団で1年7ヶ月在籍しておりました。
振り返ってみると、いかに自分の感覚がおかしいか、いかに少数の人の反応を見て学習してしまい自分の素を出せていなかったかが分かります。

みんな一緒に入学し卒業する学校、みんな一斉に就職活動を始める社会。
社会や企業からしてみれば優秀な人を選べる効率の良いシステムですが、私みたいな、人に合わせて生きてきた人間にとってはとても非情なシステムと言えます。
それは、離職率を見ても分かるかと思います。

新卒の「3年内離職率」が低い300社ランキング | CSR企業総覧 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

”自分一人になった時の感覚とは?仕事とは?人生とは?”
が理解できないまま社会に放り出される恐ろしさは言葉では語りつくせません。
そもそも、今までのやり方のままではダメだという認識すら持てませんでした。

共依存という概念があります。
恐らく、共依存しあってる関係は共依存だと思ってないこともあるかと思います。
自分が一人だけになった時に、本来やる必要のある作業を誰かが今まで肩代わりしてしまっていた場合、後々大変なことになると思います。
”何故自分は生きていられるのか?”
を常に考えたいですね。

周りにすごい勢いで話をする人がいて、自分はその人に

  • 「そうだねー」
  • 「それは違うんじゃない?」
  • 「へー」
  • 「ふーん」
みたいな、自分だけの考えを話せていない場合、実はコミュ障である可能性が高いと思います。
「特定の人と話せてるから自分はコミュ障ではない」
と、無意識に認識している恐れがあり、
「何故自分はこんなに辛いのだろう?」 
という気持ちから永遠と抜け出せなくなってしまうと思います。

自分の自由な意見を言って必ず否定してくる人がいたらその人からは離れて下さい。
少なくとも現時点ではその人はあなたになんのメリットももたらしません。
離れてみてようやく良い所と悪い所が見えてきます。