「人生にこんなに必要で大切で簡単で楽しいことが、今まで出来ずやらせてもらえずやってこれなかったのか」そんな喜びとショックを受ける毎日です。
今日はフリマへ行ってきました。
就労移行の近くだったので、通所予定には入れていませんでしたがタイムカードと日報だけ書いて帰ってきました。
今までなら、
「行くって言ってないのに突然行っても良いだろうか…」と悩み結局実行に移していなかったかと思いますのですごい成長です。
休みにこそ職場・就労移行に行くという経験も世間のリアルタイム感を学ぶのに有効でした。
内定をもらったのもやっぱり本物だったのだなという実感も、家に居たら忘れそうになりますが湧いてきます。
フリマでは、500円のバッグを購入。
持ち手の部分などが丈夫そうで使えそうだったので選びました。
昼はガストで、チーズインハンバーグエビフライを食べました。
味の方はちょっと物足りなく、家で母が作るのや自分でレシピ見て作ったほうが美味しそうです。
ガストってこんなもんなのかとちょっとがっかりでした。
支払いはクオカードで払いまして、Tカードを出し忘れてたことに気づきます。
今までなら、「別にいいや出さなくて…」と聞くことはありませんでしたが、今日はちゃんとまだ間に合うか聞けました。
近くの人が騒がしかったですが、外でこんな感じでも良いんだと少し安心しました。
あとはショッピングモールをぶらぶらしつつ、マッサージチェアを体験。
200円でしたが、やってから「整体師よりは安いだろう」と自分に言い聞かせました。
買い物に慣れてないと、数百円でも今までの自分と関係ない出費が怖くなりますが少し大人に近づけたようです。
身体への刺激があれば、同じ場所で同じ景色でも大丈夫みたいです。
ゲーセンではメダルを6万5千枚預けてる人とか居て驚きました。
電気屋では2万円のソニー製ハイレゾプレイヤーを体験。
ハイレゾもだいぶ安くなったなと感じました。
こうやって一人で出かけたら、もちろん一人で帰らないといけません。
これもなかなか大切な体験で、待つ時間の過ごし方を学べます。
常に隣に誰かいたら決して学ぶことはなかったです。
一人で出歩けるメンタルを育ててくれた就労移行には感謝です。
こうやって一日にあらゆる場所に行くと、
「今まで見聞きした経験や知識は実際に自分が使えるもので、絶えず動き続けてるんだな」というのを実感し、今までの自分が考えすぎだったんだなと言うことが良く分かります。
一番社会に近い親や友人の意見を聞きすぎて自分を出せないと、人はここまで社会に対応する時間が遅れるんですね。
子供が親と違う意見を言ってこないということは、親はやりすぎである可能性が高いです。
また、親がやっていることをいつまでもやり続けると、私みたいな頭では認識されることは永遠に来ず自分がやらなくても良い作業だと言う認識から変化することはないでしょう。
- 貯金箱にお金を補充するのを親がやっていれば、常にそこにあると思うし
- 特定の日に買ってくるものがあれば、常にそのものが家のそこに存在するものだと信じるし
- 靴磨きも、勝手にピカピカな状態が革靴だと思い込み
- 炊事・洗濯・掃除も、体験しなければ、自分がやらなくても良い作業
そんな認識のままで来てしまいます。
親はいつまでも楽にならないし、子供はいつまでも自分が何のために生きてるのか分からないでしょう。
なので、子供はそれまで知った知識や経験の範囲内でしか動かないしやろうとしないのだと思います。
子供は家に居続けることがダメであるという認識はないと思います。
親に意見することが出来なかった私は、25歳前後ぐらいに「洗濯やらせて欲しい」みたいなセリフがようやく出ましたが、結局その時はやれずじまいでした。
遊びも、外の世界の情報がバンバン入るネットのおかげで広がったように感じますが、情報を収集する事に偏り身体を動かすのが減ってしまうかもしれません。
私みたいに、家で頭と指しか動かさない生活に何の疑問を持たずに30過ぎまで来てしまうことだって十分ありえます。
”子供がいずれやるべきことまで親はやりすぎてないか？”子供から言い出さないからといって、無言でやらないようにして下さい。
認識にすらない可能性がありますので、叱っても良いのでやらないようにして下さい。
その作業の体の使い方を覚えられないし、やってても忘れます。
本人だけで変化できないなら、家族が変化するしか方法はないです。
就労移行支援だけ行って学習していると思わないで下さい。
私は
「そろそろ仕事探してみようかなと思うんですけど」というセリフをスタッフに言えるまで、就労移行支援で1年かかりました。
私みたいに何に苦しんでいるのか自覚がないまま、長期間苦しむ人が減ってくれるのが生涯のお願いです。
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自分の場合、景色の動きや人の動き・会話の刺激に今まで囚われすぎていました。
色々なパターンを経験するうちに、自分が休みに家に居ても、今まで知った人たちはどこかで自分と違うことをやってるんだと実感が湧いてきました。
流されるまま頭の中だけで悩み行動に移せず来ていたら、自分に理解できないもので街中や家の中が溢れているような状況です。
今なら、私みたいな頭なら引っ越しをして気分一新というのがとても有効な手段ではないかと感じます。
まあ、金銭的に今すぐにできないのが辛いところです。
家から出発し、見知らぬ所へ行くまでがかなり大変ですが、”死なないで生きるため” に新しいことをやり続け就労移行も最後までやり抜き本物の仕事につなげたいと思います。
仕事が入ってくれば家でも仕事のことを考えて少しは気が紛れるのではないかと思います。
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（今日の写真）
